7月21日川口駅前市民ホール「フレンディア」で開催したいのちの教育講演会は、おかげさまで満席となり盛会のうちに終えることができました。
多くの参加者から、今まで赤ちゃんポストという名前は知っていたが実情は知らなった、今回知ることができて良かったという声が聞かれました。特にドラマ「こうのとりのゆりかご」では、ゆりかごに至るお母さんの背景や心理的葛藤がよく描かれていました。そして預けられた赤ちゃんのその後も知ることができました。乳児院に預けられる子、養子として引き取られる子、実親に引き取られる子等。
ゆりかごに預けるに至ったお母さんの状況は様々で、田尻先生からお母さんへの声掛けは愛にあふれています。
「お母さんと赤ちゃんにとって一番いい方法を一緒に考えていきましょう」
先生は、ゆりかごは緊急避難としての意味合いが強く、まず相談してほしいと言われています。相談窓口に力を入れるようになってから相談件数が増え、半比例して預けられる赤ちゃんの数が減っているそうです。ますます相談窓口の必要性を強く感じました。
今講演会での様々なご縁を大切に、お母さんとお腹の赤ちゃんを守るための輪を広げていきたいと思います。吉沢久恵
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